初詣は八十八番
快晴の元旦、地元の切り妻方向から見上げた屋島です。ここはちょうど那須与一が扇の的に矢を放った屋島壇ノ浦を見下ろす場所です。ここは最高級の庵治石の産地でイサムノグチの工房があり、大ヒットした映画「世界の中心で愛を叫ぶ」や村上春樹の海辺のカフカの舞台でもあります。
少し左側の方に移動してみると、ほんとうに屋根の形をしたように見えます。
その屋島や八栗、壇ノ浦を見下ろす丘にご先祖様のお墓があり、日頃の不義理と我慢弱い行動を懺悔しました。左手の屋島と右手の八栗(五剣山)に挟まれた中央の入り江が扇の的の舞台となった壇之浦です。
そして元々の郷里にある第八十八番結願札所、大窪寺に初詣しました。
さすがに元旦は山門のあたりから参拝者の行列できてました。
30分ほどのろのろ進んでようやく本堂に辿り着きます。
巨大な御大師様の銅像が聳えています。
最後に大師堂で般若心経を十回ほど唱えて暗記し直しました。
四国の辺鄙な場所ですが、静かで空気の清められた結願寺でした。
少し左側の方に移動してみると、ほんとうに屋根の形をしたように見えます。
その屋島や八栗、壇ノ浦を見下ろす丘にご先祖様のお墓があり、日頃の不義理と我慢弱い行動を懺悔しました。左手の屋島と右手の八栗(五剣山)に挟まれた中央の入り江が扇の的の舞台となった壇之浦です。
そして元々の郷里にある第八十八番結願札所、大窪寺に初詣しました。
さすがに元旦は山門のあたりから参拝者の行列できてました。
30分ほどのろのろ進んでようやく本堂に辿り着きます。
巨大な御大師様の銅像が聳えています。
最後に大師堂で般若心経を十回ほど唱えて暗記し直しました。
四国の辺鄙な場所ですが、静かで空気の清められた結願寺でした。
クリスマスの食べ歩き
6600円のコースで、まずは飲み物、ベルギービールです。2.5%とアルコール度数軽く、ベリーベリーの甘酸っぱい、まるでワインのようなビールです。突き出しは二種類のグジェール。
次に前菜はホタテ貝とマグロのタルタル、キャビア添えです。
ポタージュスープは神戸ポークばら肉のポトフ仕立て、
魚料理ポワソンは、ノルウェイサーモンのポワレ、白菜のグラタン添え、
肉のメインはブルゴーニュ風牛肉の赤ワイン煮込みでした。
最後のデザートはパイナップルのタルトにリンゴのシャーベットとイチゴのコンポートでした。どの料理も凝っているような感じがするのですが、何か物足りないのはおそらくベースとなる出汁かもしれません。コーヒーも美味しいし、家族でやっているような雰囲気もとてもいいのですが、これは旨いという後味が残らないのです。シンプルな料理で旨いなぁと後に残るようなものが食べたいものだと思いました。値段相応なので充分だと思いますが。
翌日は嵐電嵯峨駅前の嵯峨湯です。レストランなのですが、風呂屋を改装したのでこの名前なのです。店内は綺麗に改装されていますが、洗い場の蛇口がそのまま残されていたりして、銭湯の名残が見えるようになっています。
ランチで頼んだのは、手前の千枚漬けの和風パスタと、豆腐クリームパスタです。太麺ですがしっかりしてよく合っています。
ゆったりくつろげる空間です。
そして、評判のパンケーキも食べます。
抹茶クリームをかけて食べますが、二人でシェアしてもこの量で腹いっぱいになりました。パンケーキの生地は普通のものでした。しっとりとした生地を食べたいものです。
夕食はクリスマスなのに中華です、二条駅にある「大鵬」で、以前にランチで食べて美味しさの予感がしたので再訪しました。
中華ですが、開店と同時に店はすぐに満席になりました。地元でやはり愛されている店のようです。
野菜が食べたいので、店のオリジナルっぽい、京野菜の塩味炒めを頼みました。非常に上品な味付けの料理で美味しいです。
肉も欲しいので、通常のものと上海風と三つありましたが、四川風の黒酢酢豚を頼みました。結構辛口に味付けされています。
そして、店の名物のようなめ麻婆豆腐も頼みましたが、さらに辛口でした。
お口直しに頼んだ中華がゆはこの量で、見るなり失敗したかと思いましたが、食べてみるととてもすんなりと胃に入っていくもので、頼んで正解でした。
クリスマスに中華?でしたが、評判のいい店で美味しいものを食べるのはやはりいいものです。
またまた「ヨムパン」
またまた神戸花隈の「ヨムパン」でランチしました。
今日も800円のサンドプレートに食後の酸味あるコーヒーつけて1000円です。これに小さいデザート(ヨーグルトかコーヒー味のプリンを選択)も付いています。
今日は、チキン、サーモン、牛肉の三つの中から、牛フィレ肉の赤ワイン煮を選択しました。
やわらかい赤ワインで煮込まれた肉を、いつものカリカリのバゲットが挟んでおり、少しずつかじるように食します。付け合わせのピクルスといい、サラダといい、ご主人の丁寧なつくりが伝わってきます。とっても身体にいいスローフードです。
食後のデザート(コーヒープリン)も一口サイズで美味しい。酸味のあるコーヒーはカップになみなみと注がれており、異次元空間の店の中で時間を忘れてゆっくりできます。1000円という値段は高いかもしれませんが、腹を満たすだけで700円のものよりも、少食になって食べる回数が減った私にはかえってお得です。
三輪山とにゅうめん
大神神社に参拝した後、三輪山に登りました。
本社から5分ほど北に行った狭井神社で住所氏名記入して300円の登拝料を払い申し込みます。
さらに平たんな道を少し進んだ先には、大きな岩がごろごろ転がっている神域があります。飛鳥時代の前にはこの三輪山のふもとに古代王朝があったようですが、そのころは巨石を使う時代だったようで、太陽の出てくる東に位置していたことに加えて、山頂にこのような巨石がたくさんあったので、この山が神聖なるご神体とされたのかもしれません。
登拝を終えて、二の鳥居前の「森正」でにゅうめん850円頂きました。
とても感じのいいつくりの店ですが、予約客以外は屋外のようで、管内の庭を眺めながらの座敷と思っていたので少し拍子抜けでした。
私たちの前の数人の若者たちが、受付の神職から手厳しい注意を受けています。登山気分で登るなとか、修行で真剣に登ている人がいるので登山のように「こんにちわ」と挨拶するなとか、弁当などの飲食しないことなど、もう登るなと言わんばかりの注意です。あまりにしつこくて、早く逃れたくて、登山口で自分でお祓いしないといけないのを忘れてしまいました。
3の標識あるところに、滝に打たれて修行する行場があります。
小一時間ほど登り、8という標識のあるところが頂上の社です。神秘的な雰囲気があります。さらに平たんな道を少し進んだ先には、大きな岩がごろごろ転がっている神域があります。飛鳥時代の前にはこの三輪山のふもとに古代王朝があったようですが、そのころは巨石を使う時代だったようで、太陽の出てくる東に位置していたことに加えて、山頂にこのような巨石がたくさんあったので、この山が神聖なるご神体とされたのかもしれません。
登拝を終えて、二の鳥居前の「森正」でにゅうめん850円頂きました。
とても感じのいいつくりの店ですが、予約客以外は屋外のようで、管内の庭を眺めながらの座敷と思っていたので少し拍子抜けでした。
元町駅の「堂源」で蕎麦
「堂源」は元町駅から徒歩5分の雑居ビルの二階にあります。小奇麗な外観で好印象です。
開店時間の11時30分過ぎに入店すると、カウンターにすでに2名の先客カップルがおりましたが、待たずに入れました。女性が一人で切り盛りしているようで、店の外観、内観とともに美味しい予感が確信となりました。そのあとどんどんお客が増えて7席のカウンターはあっという間に満席に。外では6名の順番待ちとなりました。
私は950円のランチセット(味のついたご飯とだし巻き卵付き)で、冷そばよりあったかい掛けそばを選びました。
10分弱で出てきたそばは小さい器ですが、とても質の高さが感じられます。蓮華で出汁を一口含みます。当然の旨さですが、予想以上に上品でしっかりした味です。麺は細目で、これもまた女性らしいと思います。薬味もご飯も余計なものがなくシンプルな組み合わせですが、それだけで十分のクオリティだと思います。3.6の評価も頷けます。旨い!つたない経験ですが、食べログで3.5以上ならまず食べて顔をしかめるような外れはありません。さらに3.6以上は何らかの感動、いい店を見つけた、人にも教えてあげたいというレベルです。3.7以上になってくると、どの時間に行っても行列を覚悟しないといけない人気店、4.0近辺になるとミシュランにも乗るような一流店の印象を受けています。とりあえずはその町の庶民がいける価格水準で3.6以上の店を全制覇したいと思います。
この元町北東雑居ビル界隈には安くてうまい店がたくさんあると言いましたが、この日も1時30分の開店時間に行列の出来ている店が散見されました。以下の創作中華店「はらぺこ飯店」(3.3)は女性グループが6人ほど並んでおり、
この点心屋「楽関記」(3.56)も女性が開店前から並んでおり、カウンターはあっという間にいっぱいになっていました。
神戸にいる間にできる限り経験しておきたいものです。