初詣は八十八番

 快晴の元旦、地元の切り妻方向から見上げた屋島です。ここはちょうど那須与一が扇の的に矢を放った屋島壇ノ浦を見下ろす場所です。ここは最高級の庵治石の産地でイサムノグチの工房があり、大ヒットした映画「世界の中心で愛を叫ぶ」や村上春樹海辺のカフカの舞台でもあります。
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少し左側の方に移動してみると、ほんとうに屋根の形をしたように見えます。
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その屋島や八栗、壇ノ浦を見下ろす丘にご先祖様のお墓があり、日頃の不義理と我慢弱い行動を懺悔しました。左手の屋島と右手の八栗(五剣山)に挟まれた中央の入り江が扇の的の舞台となった壇之浦です。
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そして元々の郷里にある第八十八番結願札所、大窪寺に初詣しました。
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さすがに元旦は山門のあたりから参拝者の行列できてました。
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30分ほどのろのろ進んでようやく本堂に辿り着きます。
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巨大な御大師様の銅像が聳えています。
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最後に大師堂で般若心経を十回ほど唱えて暗記し直しました。
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四国の辺鄙な場所ですが、静かで空気の清められた結願寺でした。