音羽さんから高塚山・上醍醐・日野への縦走(2)

高塚山485m 12:05 山頂までの尾根道はなだらかで助かりましたが、見晴しはよくなく、一ヵ所だけ山科方面を望める場所があるだけでした。
そこからまた縦走路に戻り、横峰峠を越えて上醍醐に行きます。 
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上醍醐寺五大堂 12:50 
 土曜日なのに上醍醐は人がほとんどいなくてひっそりしています。醍醐寺は麓の三宝院が有名ですが、最初は山上から修行の場として栄えたのです。こんな山のてっぺんにたくさんの古いお堂があり驚きです。
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開山堂の前からは大山崎のあたりまでの南京都が見晴らせます。
国宝の薬師堂にお参りした後は、醍醐の水をいただいて下山です。
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 事務所の間をくぐって下の方の林道に降りていき、炭山方面を目指します。
イメージ 9上炭山 14:00 日野方面への分岐の標識がなく、炭山中心部まで行きすぎてしまい、また1㎞戻ってそれらしき西への分岐を見つけて自信ないまま登っていくと、かすかに「供水峠へ40分」との札が少し登った道のわきの木にくくられていたので、そのままどんどん谷を登っていきました。しばらくすると綴れ坂になり、はっきり山道らしくなりますが、鹿か猪のほじくったあとが道の真ん中に続いて、人があまり通っていない感じです。
供水峠 15:00 尾根の峠についても何の標識もなく淋しいところです。 
鴨長明方丈石 15:40
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日野誕生院 16:00 今回も8時間の行程で、靴を代えて足先や足裏のマメはできませんでしたが、両足かかと上の靴擦れがすこしできました。快適な登山靴探しはまだつづきます。しかし、こんなしんどい山歩きを続けていてすこしわかりました。なぜ途中で投げ出さないのか?引き返しても同じ距離、先に進むしかないし、誰も助けてくれない、逃げられない環境に自分を置いているからなのだと。それじゃ、なぜそんなしんどいところにわざわざ行くのか?おそらく好奇心が主で、多少の達成感を味わいたいためです。これがダメ人間だった私が最後までやるように変わった原因です。