山の辺の道、靴変えて再挑戦プラス三輪山登頂

前回完歩した山の辺の道ですが、1980円の白運動靴(左側)が安いために足が疲弊したのか、確かめるために4980円のダンロップのウォーキングシューズを購入して試しました。
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今回は早い時間7:16に近鉄奈良駅を出て、新薬師寺から前回の山側よりも低い盆地側のルートを歩き、天理教本宮の前を通って石上神宮に10:00に着きました。前回の4時間強から3時間弱に短縮です。相変わらず境内で放飼いの鶏はたむろしています。
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そこからは前回同様、のどかな梅林の間を抜けて、大和盆地を右手に見下ろしながら気持ちの良い南山の辺の道です。

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前回の菜の花畑もまだ満開です。
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靴を足底が丈夫なのに変えたので前半は好調でしたが、やがてまマメができる気配がしてきました。もっと高級なもの(2~3万円の)を買わないといけなかったのか?
ただ、今日の目標は山の辺の道終点にそびえる前方の三輪山です。ここまで来て止めるわけにいきません。
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前回へとへとで着いた桧原神社を通り越し、ようやく狭井神社に12:40到着しました。住所氏名を記入して300円支払い、自分でお祓いをしてすぐに登山です。入口に置いてある竹が杖替わりで嬉しいです。
ここは御神体の山に登るので写真撮影禁止で、標高差400メートルを登り1時間くらいで登攀します。百名山も海外の高峰も登ったのは20年以上前、これくらいの標高差でもヘロヘロです。頂上には、まず高宮神社の小さな社があり、そこから少し先に行くと奥津磐座という神聖な場所があります。山頂にたくさんの石があり、それが神聖な場所なのです。たくさんの人が登ってきていますが、みんな飲食禁止も守り、登ったらすぐに下山していき、たいへんマナーがよろしいです。
私はもう30㎞近くも奈良から歩いてきてエネルギー切れてるし、足の裏に新たにできたマメが潰れて、下りが特にイタイ痛い。小さな子供にも道を譲る消耗ブリでした。ですので昔は下りは半分の時間なのに、今日は登りと同じ1時間もかかりました。
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なんとか下山して「三輪山参拝証」の襷を返して帰還報告し、隣りの大神神社に再度お参りし、今日は山の辺の道の起点である「海柘榴市」まで行きました。そこから桜井駅までの1.7㎞が余計にしんどくて30分以上よちよちとロボコップのように満身創痍で歩いて帰りました。
とにかく今回も、筋肉痛1週間覚悟の完歩と登山でした。最後までやり抜く、いつまでこんな修行をしないといけないのか、また、何か御利益はあるのか、何歳になっても首をかしげる人生です。
最後に撮影できなかった頂上の写真がネットに出ていました。こんな感じでした。イメージ 9
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