2018-03-22から1日間の記事一覧

「子どもの涙」 1998年1月1日 徐京植

慰安婦問題などで執拗に攻撃され、我々は韓国人に辟易としています。しかし、私たちも日本に都合のいい理屈で洗脳されてきたのではないかとふと思いました。 筆者が通った小学校は京都市内西部の下町の一隅にあり、かつて日本が植民地支配をした時代に、その…

「逃亡(油山事件」 2010年7月25日 小林弘忠

長崎に原爆が落とされた翌日、B29搭乗員だった米兵捕虜が斬首されました。若くして見習士官だった主人公の青年は、上官の命令に従って刀を振り下ろし、戦後、絞首刑をおそれ逃亡します。戦前の陸軍では、「上官の命を承ることは実は直に朕が命を承る義なりと…