1999年11月6日~7日「友人と大台ケ原・弥山登山」

1999116日~7日「友人と大台ケ原・弥山登山」
115日(金)
 トヨタレンタリース八木でスパシオを2日間18,000円で借りる。五位堂の駅に来た友人を自宅に招き、深夜までキリマンジャロのビデオなどを見ながらいろいろと話す。

116日(土)
3:00五位堂出発
 高田市の吉野家で牛丼食べ、コンビニで食料調達する。途中の吉野口で道を間違えて八木まで戻ってしまうが、そこからは順調に車を飛ばす。
6:30大台ケ原着
 朝の空気がキリリとした中を歩いて、日の出岳に向う。静かで涼しく、とてもいい感じだ。日の出岳からは伊勢方面や熊野灘がすぐ眼下に見下せる。最初は山の中だから雲海だと勘違いしてしまう。遠くに富士山らしき山もうっすらと見え、素晴らしい眺めだ。
 その後、行者還トンネルを経て天川に向う。車でかなり高いところまで一気に登り、標高は1200mになる。その少し先は弥山の北斜面が全面に紅葉していて限りなく美しかった。みたらい渓谷もきれいだが、狭い道にたくさんの人がいてたいへんな混み具合だ。そこを抜けて天川に行く。「おおとり」ビールと親子丼を食べる。その建物のログハウスにとても魅力を感じる。天川の弁天様にはお参りできなかったが、またいずれ出直そう。天川からは友人に運転を代わってもらい、行者還トンネルまで戻る。車を置いていよいよ登山を開始する。急登を一気に登って尾根に出るが、大量の汗をかく。しかし山道は落ち葉だけでとても美しい。こんな晩秋の山は言うことがない。途中でストックを使わずに登ってきたから、太股がつる。そしてストックを使うと、すぐになんてことなくなった。杖一本でこれほど違うのだ。弥山への登りも案外楽で、小屋の電源のモーター音が聞こえてきて到着した。少し愛想の悪い主人の案内で別棟の二階に通される。
15:0016:30しばらくは寝不足と登山の疲れでウトウトする。
 その後、手持ち無沙汰で暇なため、夕暮れギリギリに八経ヶ岳に登って戻ってくると、小屋にはけっこう客が増えていた。土間で湯を沸かし、うどんと缶詰を食べた。
19:00布団に入り、消灯までウトウトと寝る。
21:00消灯

117日(日)
4:00トイレに行くが、早く寝すぎたために何だか眠れない。布団に横になっていろんなことを断片的に考える。本当に木工の世界に行ってもよいのであろうかとか、でも、高山に行って自然の中で人間らしい生活をしたい気持ちに変わりがないことなど、いろいろと考えてしまう。資産もまだ十分とは言えないし、ここでもう一発奮起して仕事をし、十分資産を貯めて(1億円~2億円)、同時並行で自然の中での最活を実現するのが理想ではないだろうか。少し早すぎるかもしれない。理想を言えばキリがないけれど、ここでプッツン切れることなく、もう少し仕事を頑張って、夢を実現するために足元をしっかり固めてから次のことにチャレンジした方がいいのではないか。少し弱気になってしまう。
早朝に弥山小屋を出発
9:00行者還トンネル駐車場
11:00大和高田のさくら荘で入浴する。
12:30大石君を大和高田駅に送っていく。