高松市都心商店街の賑わい

高松市は都心が珍しく賑わっている奇跡の商店街として有名です。バブル絶頂期に先見の明ある商店街会長が、こんな狂乱的好景気がずっと続くわけないと考え、全員の商店主を粘り強く時間かけて説得し、土地の権利を一任させて大規模な再開発を行いました。それがこの丸亀町商店街です。

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一階にはブロックごとにテーマを統一したテナントを入れ、二階には診療所など、そして三階以上のマンションに住民が住む。スーパーも美術館も、あらゆるものが商店街の周りに集まり、未来の超高齢化社会を先取りしたような街づくりです。
そんな有名な商店街に連なる南新町商店街は大丈夫なのか?そこはそこで個性的な街づくりしていました。讃岐うどんの有名店が支店をだしており、郊外まで一軒ずつ廻らなくても食べ歩きできるのです。「たも屋」「一福」「さか枝」そして高松発祥の「はなまる」本店まで密集してます。

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讃岐うどんの店は昼までのところが多く、夕方だったので「さか枝」に入ります。もともとは高松高校そばにあり、私らの世代はみんなここを知っている人気店です。

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私は出汁がよく味わえるかけうどんが好きです。

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大、中、小からえらびますが、讃岐うどんは小210円で十分です。なぜなら、小がうどん一玉で、中は一玉半、大はふた玉なのです。麺が太くて腰のある讃岐うどんは一玉で結構なボリュームなのです。
そしてトッピングも食べなければ楽しくありません。いつものレンコンと、今日は香川オリジナルのおでんです。

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おでんは辛子味噌ですが、甘めなので柔らかい味です。これで全部で510円。価格も手頃なら、出汁も本格派で毎日食べられる味です。高松の人は三食うどん食うのか?と都会でよく馬鹿にされますが、わからんでもありません。毎日食べられる味加減なんです。
おでんの辛子味噌も甘め、青菜系が見当たらず、野菜も天ぷらばかり、これでは香川県が糖尿病日本一になるわけです。