物差し使わない飛び込み料理店

関西は東京よりはるかに人口少ないし、昔から全国の食材が集まる文化あり、基本的に驚くような不味い店は誰も行かないせいかなかなかお目にかかれません。
しかし、趣味が高じて食べログの高い評価の店から試してますが、最近飽きてきたせいか、ついに成り行きで晩飯食いに二日続けてはいってしまいました。
一つ目は「水仙閣」で酢豚定食、見た目は豪華、京都教育大お膝元の学生さん意識した量が多目です。しかし、酢豚のアンが単なる酢と醤油混ぜ味だ‼サービスの天津風玉子も味がない‼旨い店はいちいちの出汁を丁寧に手間隙かけて作っているのだ‼味がふかいのだ‼腹は膨れても、愛想良く送り出してくれても、もう来ない。なぜなら手間隙かけた旨い料理を理解するようになったのかもしれないからなのだ‼

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そんな目に遭いながら懲りずに二日目は「毛利や」で980円のステーキランチです。枚方で降りて王将で季節限定の大好きな茄子使った鶏茄子味噌炒めたべりつもりでした。しかし王将も料理油が良くなくて胃にもたれるし、さらにもう一品頼んでしまい、余計に胃がもたれるに違いない。心が揺れ動いていたときに目に飛び込んできたのがステーキなのです。もう午後四時前なのに店頭の看板には一生懸命営業中とでかでかと表示してる。恐る恐る入店したら15時50分なのにランチ大丈夫という。腹は余り空いてないのでちょうどいいと思い席に座りました。出てきたステーキは鉄板で熱々、注意下さいと姉ちゃんに言われる。値段相応だと理解して覚悟してたのですが、食べてみると紙肉だ‼やはりだ‼その通りだ‼980円は安いがスープも無くして欲しいくらい不味い。その分、肉をなんとかして欲しい!

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いずれも食べログ評価は3.02と3.00で、「その通りだぁ!」です。食べログはコストを考慮した評価です。ちなみに今までの貧乏舌の経験からは、3.5以上なら外れあまりありません。ですから3.0近辺は基本的に不味いです。3.5以上でも、3.7や3.8は別格の旨さのはずで、4以上は神の世界です。正直、つむじ曲がりの性格なので、人がダメと言う中から「違うだろ!」というのを見つける人間だったのですが、歳を取り学習しました。正確かどうかは次の課題として、何らかの物差しないと評価は難しいです。