無法地帯
法事に参加しました。
田舎の住職は非常に高圧的で、数珠の持ち方はこうだとか、焼香はどの宗派でも一回だけ、あんたら半袖でええけどワシはこの分厚い法衣やで、盆はワシらには戦争やなど、まさに言いたい放題。こちらが高額なお布施を出しているということなんかさらさら感じられません。そんなご住職の長~い説教がようやく終り、さあこれから読経を始めようと、しんと静まり返った瞬間でした。
田舎の住職は非常に高圧的で、数珠の持ち方はこうだとか、焼香はどの宗派でも一回だけ、あんたら半袖でええけどワシはこの分厚い法衣やで、盆はワシらには戦争やなど、まさに言いたい放題。こちらが高額なお布施を出しているということなんかさらさら感じられません。そんなご住職の長~い説教がようやく終り、さあこれから読経を始めようと、しんと静まり返った瞬間でした。
一番前に陣取っている喪主が、有り難いご住職の真後ろで、隣の人にでかい声で囁きます。耳が遠いためにヒソヒソ話で話しかけているつもりでも、静まり返った本堂全域に響き渡る大声となってしまうのです。
「上の梁にかかってる金の飾り見てみぃ❗ヤーさんから300万でこうてもろたもんやで❗左にもぶら下げてるから二つで600万や❗」さすがに家族が慌てて静止します。
「上の梁にかかってる金の飾り見てみぃ❗ヤーさんから300万でこうてもろたもんやで❗左にもぶら下げてるから二つで600万や❗」さすがに家族が慌てて静止します。
封建時代の専制君主のように権力振りかざしてたご住職の立場は形無しです。