2017年6月3~4日 吉野から大峯山上が岳(一日目)

63 吉野から大峯山上が岳
イメージ 1イメージ 2大峯奥駆概略図 奥駆けは吉野から熊野本宮までの中央の山の峯を駆け抜ける修行です。今回は吉野から山上が岳、大普賢岳に行き、前回の八経ヶ岳近辺を入れて全体の3分の1程度を走破することになります。
816吉野の巨大ミミズ 昔、白い大きな蛇を見たら神戸施設が満室になり、信貴山で明るい山吹色と濃灰の、まるでお寺の守護神の寅の模様の上品な蛇を見た後は京都が満室になり、蛇は幸運の予兆でした。30年前に吉野からの尾根道を登った時には、暖かい尾根道にでて日向ぼっこしている黒い蛇が何匹も、私の足音に驚いてするすると道から脇の草むらの中に隠れていきました。しかし今日のは蛇かと見紛うほどでかいミミズです。さてさてこれは何の予兆でしょうか。ミミズのような人生が待ち受けているというのでしょうか?
イメージ 3イメージ 4835奥千本行バス
912大峯奥駆道案内図 912大峯奥駆道説明板









イメージ 7942心見茶屋へイメージ 9
1059足摺宿 
1059足摺宿内部




イメージ 8イメージ 10




1101百丁茶屋へ

イメージ 12イメージ 111135 百丁茶屋 比較的きれいな小屋です。大きなザックが数個置いてあり、ここに泊まって山上にピストンしているのでしょう。数人のグループならここでの泊りは楽しいでしょう。
イメージ 14イメージ 131159大天井巻道 1212大天井巻道崩落










イメージ 15イメージ 161252五番関(女人結界)
1334今宿跡への新緑尾根 





イメージ 171344洞辻茶屋への尾根



イメージ 181404洞辻茶屋への尾根  


イメージ 191411洞辻茶屋への尾根
とても気持ちの良い尾根です。このような稜線が好きで山を登り続けているのですが、いつもこのように歩きやすい道ばかりとは限りません。


イメージ 20イメージ 211416洞辻茶屋      
一般的な登山道と合流し、多くの人たちでにぎやかになりました。すれ違ったときの挨拶は「(よう)お参り」で、わたしはついつい「こんちわ」と山の挨拶イメージ 22イメージ 23で返してしまいます。「ようお参り」なんて、慣れないと上から目線のようで言えません。
1447山上が岳への階段  
1449山上が岳への鎖場

イメージ 241453山上が岳への階段 










イメージ 251456鐘掛岩から大天井方面 
イメージ 261458鐘掛岩




イメージ 271500山上が岳へ     

イメージ 281508大峯山等覚門   






イメージ 291515西の覗 ちょうど一人の人が深い谷底に半身で押し出されて「酒はほどイメージ 30ほどにするか!奥さんを大事にするか!」と詰問されていました。高所恐怖症の私には真似できません。




イメージ 32イメージ 311512大峯山宿坊
(竹林院・東南院・喜蔵院)
    

1526宿坊配置図


龍泉寺イメージ 33 竹林院イメージ 34 
喜蔵院イメージ 37
イメージ 39イメージ 38
1541大峯山寺参道階段 


                                                  1543大峯山寺山門






イメージ 401545大峯山寺本堂    






イメージ 411550大峯山寺本堂内部
こんな山のてっぺんにこイメージ 42れだけのお寺と宿坊があるのは驚きです。

1552お花畑方面     

イメージ 431555頂上お花畑
イメージ 441555頂上お花畑から弥山 





イメージ 451557頂上湧出岩へ
イメージ 47山頂が広い見晴しになっていて、西南方向、特に弥山の方がよく見渡せます。




1701喜蔵院夕食         イメージ 46宿泊室就寝
昔、龍泉寺に泊まったことがあるのですが、ネットで見ても他の宿坊があまり出てきません。違うところを試したいと探し当てたのが喜蔵院さんで、電話すると好好爺のお坊さんのような高い声で非常に優しく、これは宿坊に泊まっていろんな話ができそうだと感じて予約しました。しかし実際はお坊さんではなく、声の高い一回り年上の65歳になる写真家の男性が開山期にここの管理をしています。59歳で初めての子供ができて今6歳だそうです。でもいい人なのは間違いなさそうで、ここに来た経緯などの深い話もでき、山上が岳に知り合いができたような感じで、またいつでも来れる場所ができました。1泊2食で8000円です。