伏見稲荷山登頂参拝とプチ祇園

320日(月祝)伏見稲荷山登頂参拝
伏見稲荷に参拝しました。イメージ 1確か“イネ”が“成る”=“イネナリ→イナリ”神社となったと理解しています。ですので、大事なコメを食べてしまうネズミを退治してくれる“キツネ”が神様の使いなのです。日本にコメが伝わったのは相当昔、その頃からコメを育ててくれる太陽を崇めて、東の方角の山頂に神社を造ったのでしょうか?
イメージ 2神体山である稲荷山は標高233m3つの峰(一ノ峰、二ノ峰、三ノ峰)が連なり、かつては古墳であったことが確認されているそうです。応仁の乱で焼失する前は稲荷山の山中にお社があり、再建されないで現在は神蹟地として残り、明治時代に七神蹟地を確定し親塚が建てられました。麓の社殿は、伏見を首都にしていた豊臣秀吉ゆかりのものだと聞き、今日は山頂の一の峯まで参拝します。
イメージ 3今日も千本鳥居は大賑わいで、一歩ずつしか進めない大渋滞です。みなさんお目当てはおもかる石のようで、我々は途中で道をそれ山上を目指します。
今日は祝日で観光客はここまでもたくさん登ってきます。30分強で四ツ辻に到着し、お目当ての「西村屋」でうどんを食べます。

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外の混雑から一転して見晴らしのいい座敷席はすぐ坐れてうれしい。
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西の京都西山の山並みが一望できます。一昨日、あの尾根を左端からずっと歩いて疲弊したのがずいぶん昔のことのようです。

イメージ 7しっぽくうどんと親子丼に、稲荷寿司を頼んで2250円。ここは俳優の西村和彦さんの実家だそうで、ここから毎日学校に通っていたそうです。偉い!
さて、お腹を満たして山頂へ出発。三の峰、二の峰ときれいに整備された参道を歩いて行き、一の峰に着くと参拝の長蛇の列が。
イメージ 8祭神は「末広大神」、とても縁起が良さそうです。みんな一人ずつ丁寧にお参りしているのでなかなか前に進まない。ここでイライラしても運気を逃すわけでじっと我慢。ようやく順番が来てお参りしました。
イメージ 9山々を巡拝できる参道には、そこかしこに人々が石碑に「白狐大神」や「白龍大神」などの神名を刻んで祀られた無数の小さな祠があり、その数1万基あるいはそれ以上とも言われる「お塚」が奉納されています。ほんとうにたくさんの神々が祀られており、八百万神の国だというのが実感できます。一つのものに限定して他を否定する考えではなく、あらゆるものに神の存在を感じて尊拝する、このような発想が世界から求められる時代になればいいですね。
イメージ 10私たちは「眼力社」にお参りします。物事の本質を見抜く神様ではありますが、目の健康にもいいと書いてくれているのでお参りです。現世御利益願うのは平民である紛れもない証拠。身の程わきまえて、謙虚に生きるしかありません。 
イメージ 11さて、一周してまた四つ辻に戻り、我々は元来た道を戻らずに北の尾根道を降りていきます。あれほど混み合っていたのに誰も歩いていません。車の通れる山道をすっと下っているとイメージ 12高級住宅街に出て、さらに下ると東福寺に出ました。 
有名な橋の上では、紅葉シーズンとは打って変わって観光客のいない閑散とした中で、外国人達がガイドの説明を聞いていました。なんとなく好感もてる雰囲気でした。
さて、3時間の適度な運動のご褒美に今夕は祇園です。イメージ 13
まずは休憩がてら人気の喫茶店に。「BlueFirTree」(食べログ3.58)でコーヒーと“幻のホットケーキ”を。店内は満席のようでしたが、夕方4時半のせいか(18時閉店)すぐに座れました。とてもいい椅子で、運動で疲れた体には眠れるように心地いい座り心地です。注文が混雑していてホットケーキは30分待たされましたが、ちょうどゆっくりできてまったく苦になりません。イメージ 14
でてきた“幻のホットケーキ”は、見た目チーズケーキのようですが、分厚いホットケーキです。運動しているので甘いものが美味しい。時間を忘れられるようないい雰囲気でここはおすすめですが、きっと休日はかなりの順番待ちです。
さて、早めの夕食、石塀小路の「シェリークラブ」に行きたかったのですが電話予約しようとすると休みのようで、近くの祇園OKU」(食べログ3.58)に入ることにしました。詳しくは次回に。