2003年4月4日~15日「スコットランドモルト紀行」①スペイサイド編

200344日~15日「スコットランドモルト紀行」①スペイサイド編
43旅プラザ新宿 30,100円(ブリットレイルパス代)
44日(金)
 4:30起床
 4:48家を出発
 5:24西所沢          フィルム・食料1,144
 6:05池袋
 6:35日暮里 スカイライナー          920
 7:29成田空港第1ビル駅
   250£両替@197.60円  49,400  食事1,050
 9:30成田空港発 大韓航空KE706便
11:55ソウル着 左右の席が空いていてゆったり座れた。
13:00発 大韓航空KE907便、11時間だがさほどしんどくない。
16:55ロンドンヒースロー空港
17:40 発 Undergrand 3.7
18:35Kings cross Sta
 懲りもせず海外に出ようとしている。広東、香港では新型ウィルス肺炎が流行し始めて渡航自粛になっているにもかかわらずだ。ズルズルと遊ぶことばかり考えているうちに、とうとう40歳まで浪費してしまった。自暴自棄になりかけるが、よく考えると好き放題してきた自分のツケだということは明らかだ。社会的地位まで失ってしまい、もう何も残っていない。高校生の時から勉強を先延ばしにしてきたツケなのだ。一からやり直しするしかない。
19:00 Euston 果物4.89、水・ワイン・ビール7.82
 KingsCross駅で駅員が何を言っているのかわからなかったが、地図を示されてようやくEustonTryしろというのがわかり、ヤマカンで10分ほど歩くと大きなターミナルが見つかった。今晩21:05発の列車なのでTodays Ticketに並んで、やっと順番がきたと思ったらあっちの窓口だと言われ、Future Ticketの長い列に並び直した。10人くらい待った後で窓口に辿り着いたのは19:30になっていた。インヴァーネスへの夜行で、Free SeatBed35£か聞かれ、FreeSeatを選んで座席指定券と日本で購入しておいたブリットレイルパスの記入をしてもらう。思ったより日付が一日多くて得した気分なる。座席も指定で案外すんなり予約して乗車できた。
21:05 Euston
 定刻に何のベルの合図もなく静かに発車する。どの列車も頑丈な造りで小さい揺れがあまり無く静かだ。発車するとすぐに検札がやってくる。今晩はブリットレイルパスのスタンダードクラス(2等)で、Free無料で乗車できるリクライニングシートだ。3列で足も組めるぐらいのゆったりとしたシートだ。細かい振動がないので快適だ。予約したのは最後尾の車両だったので、すぐにわかった。コンタクトレンズをトイレで外して、ミニボトルのワイン(187ml13.5度のカリフォルニア白)をちびちび飲む。大きな痛さはないがたまに膝とかが痛風のせいでぴくっとくるので、まだ安心はできない。相変わらず左腕はだるく、時折痛い。いったい何の病気なんだろう。
45日(土)
 0:07ちょうどひと眠りして目が覚めてしまった。列車は快調に走っている。窓の外は真っ暗だが、時折オレンジ色の美しい街灯がきれいなイルミネーションのように見えている。ロンドンに降り立った時には少しくらい気持ちになった。ただでさえ内向きになっているのに、誰一人知らない異国の地で、しかも毎日自分で手配しないと寝る場所もないという、わざわざそんな所に来なくても所沢で、いや日本の中で大人しくしていれば良かったもののというような気持にもなる。しかも鼻炎の薬を飲み過ぎたせいか、なんか風邪気味のようで、地下鉄の中ではしんどかった。なんなんだろう。体力が不規則な生活で弱っていることもあるかもしれない。それなら毎日動いて喋らないといけないような生活がリズムを直してくれるかも知れない。とにかくいろんなことが面倒臭いのだ。さあてこれからどうなることか。ここで疲れていても仕方がない。
 5:45 Perth
 ようやく東の空が白みかけてきた。とにかく寒くてなかなか眠れない。肩と左腕が痛かったのはトクホンの貼り薬をつけたら痛まなくなった。しかし昨日のように効果が無くなると痛み出すようだ。2等車がこんなに寒いとしんどい。帰りは少しずつ南下して、今度は夜行を避けよう。
 8:42 発
 9:46キース着
10:0011:20ストラスアイラディステラリー見学 5
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 ミニグラス購入2.5£、ビール・ワイン・リンゴ等
6.79
12:43キース
13:48インヴァーネス カメラの電池5.99
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 インヴァーネスの市街は小さく、真ん中にヴィクトリアマーケットという建物があり、中にはいっぱいおもちゃ屋さんがあった。
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 駅についてすぐインフォメーションを目指して歩いていき、マクドナルドの向かいにあるインフォメーションで今夜の宿を手数料
3支払って予約する。
15:00 B&BMrs Hogg」 21Crown drive inverness 01463-232614
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 まず予約したB&Bに行って荷物を置く。普通の部屋で家の人の服までそのまま置いている。荷物を置いて町に戻った。
15:30インヴァーネス城              4
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 入館料が4£もするので迷ったが、ここまで来ることもなかなかないだろうと思って入る。スコットランドの服を着た酒臭いおっさんが説明してくれる。狭い城の中を見て回り、マスカートという古い銃を説明してくれる。1cmくらいの玉と火薬を銃の棒で押し込んで発射するが、15%くらいは顔の横で爆発しまうらしい。Very Dengirous と言うと通じたようだ。そして、暗くて狭い食事の部屋を見学する。すり潰したオートミールに熱い湯とウィスキーを入れて、スプーンで混ぜて食べるそうだ。ウィスキーの入ったオートモールだけでは栄養バランスが滅茶苦茶じゃないか。他には何も食べないのかと聞くと、ベジタブルスープと説明されて納得する。その後、博物館に入るが、無料で何もなかった。
17:30 Marks & Spencer で買物 11.24
18:00 B&BMrs Hogg」に戻る。20(予約3£外)
 食事をして、シャワーを浴び、靴下等を洗ってベッドに横になると、しんどくてそのまま朝の3時過ぎまで眠ってしまう。朝3時半頃にトイレに行って、しばらくワイン2本(200cc瓶)を飲みながら、予定をどうしようかと考える。北ハイランドを巡るのもいいかもしれないが、時間が足りるかどうか。とりあえずスカイ島へ渡り、OBANからアイラ島を目指すことにする。
46日(日)
 8:30朝食、オートミールにパン、塩コショウスープのスクランブルエッグとベーコン、ソーセージ、焼トマト、「シングルモルト大全」のコピーが置いてあった。
 フィヨルドのような風景の切り立った山の中を、湖の間を縫うようにしてディーゼル車が走る。
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 とても天気が良く、ヤマブキ色の花が付いた低木が美しい。
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2両編成だが、1両に45人くらいしか乗っていなくて、とても空いている。車窓にはのどかな牧草地と羊が見える。
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13:18 Kyle of Lochalsh
イメージ 11 駅に着いたらバスストップがよくわからない。他の人たちに付いていって、とりあえずバス停に着くと、ちょうどバスがあった。しかし、目指すブラッドフォード行きのバスは日曜のせいか2時間後までない。困ったけれど、ここでのんびり待つしかない。
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しかし、ヤマブキ色の花の付いた低木が一面にあり、とても美しい。天気も良くて空が真っ青で、ほんとうにいい所だ。
13:30対岸へ向かう。15p、ファンタオレンジ35p
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15:20
海岸の堤防に座って靴を干す。靴下を脱ぐと足がさわやかな風に吹かれてとても気持ちいい。少し風が出てきた。海は真っ青で、こちらの水仙に似た黄色い花は日本のもののような香りがない。
16:08バスに乗車
16:23 Bradford着 2.60
16:40バス停から5分のB&BWestsideMrs.D.Robertsonに到着するが、タリスカーへのバス便が全く無くて断念する。
B&BWestside」 BroadfordIsle of Sky IV 49 9AB
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17:2018:20徒歩10分の「CREELERSB&Bのおばさんに教えてもらったレストラン。22.45
メニュー内訳:貝の山盛り酒蒸し 10 ホットスモークドサーモン   4.95 スカイ島の地ビール 2.5 タリスカー 3.0 チップ 2.0
18:40 20分歩いてB&Bに帰ってくる。
 しかし、こんなに閑散とした町だと思わなかった。インヴァーネスから電車で着いて、日曜ということもあり全く人気がない。少しあらっと思ったが、バス停もない。周りを見渡すとそれらしきものが道路の反対側に見えたので近づいて確認すると、ほとんど便がない。失敗した。そして、近くの売店に今晩の宿を予約したWestsideの場所を聞くと、5分ほど歩いた所にあった。気のいいおばあさんに中に入れてもらい、部屋を案内されたら、なんとバスルーム付きのシングルルームで、テレビも付いている。昨日のインヴァーネスB&Bが実質シャワーのみの共同バスが23£だったのに比べると、ここの29£は得に思える。宿のおばあちゃんにいろいろ聞くと、バスでタリスカーに行くのはまず無理だそうだ。そして、食事するために教えてもらったレストランに20分くらい歩いていくが、途中にあったバス停にも時刻表は無くてタリスカー行きを諦める。そしてレストラン「CREELERS」で地元のビールとタリスカーを飲みながら、バカでかい貝のムニエルを一心に食べる。まだ他にも出てくるのかと思いきや、それだけでもう終りで、物足りないのでサーモンも注文する。緑のサラダも付いていて、とりあえず野菜も食べられて良かった。宿に戻って風呂に入るともう20時になるが、外はまだ明るい。
21:00外はまだ明るい。
イメージ 1523:00いろいろ考えて就寝する。
47日(月)
 6:30起床。テレビではBBCがさかんにイラク戦争の状態をずーっとレポートしている。バグダッドの市街戦に突入したようだ。
 8:30朝食。たっぷりのソーセージとベーコンを食べるが、どうも落ち着かない。15分くらいで食べてしまった。
 8:50支払い29(予約料5£)を済ませて出発する。風邪がとても冷たく、その寒い中をうろうろする。昨日と一転して、手が凍るくらいな寒さだ。
 9:54インヴァーネス行きのバスに乗る。12.10£今まで見た料金表は往復で、当初は安くて儲けたような気になっていたが、良く考えると当たり前の料金だ。バスは荒涼たる岩山の間をすっ飛ばして走り抜け、ネス湖に出た。
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そしてコーダー城の横を通るが、とても一日を過ごすような場所ではない。結局、どんなところか通るだけで十分だったようだ。ネス湖畔からは20分くらいでインヴァーネスに着いた。
13:00「江」でビジネスランチ、パサパサしたチャーハンと魚フライのケチャップ煮、ワンタンスープとグラスビールで7、まずい。
100JCBカードCD出金19,472@189.661216.02
14:42 Algin
15:10バスで出発。3.25 モルト街道は広々とした丘だった。密造酒のイメージする狭い峡谷ではなかった。
16:00 Dufftown
イメージ 17 バス停の真ん前ロータリーのど真ん中にインフォメーションがある。今日も快晴でとてもLovely Dayだ。中にいるおばさんが親切で、すぐ近くのB&B20£+手数料1.5£で予約してくれた。その上に交通のことやマッカラン醸造所の予約までしてくれる。聞きたいことがすべてわかってよかった。結局Elginしか、頻繁に交通手段がないのだ。ビール32.07
Tannodhbrae Guesthouse & Restaurant21Fine Street Dufftown Banffshire AB55 4AL 01340-820541  宿代21.5
Web:www.tannochbrae.co.uke-mail:info@tannochbrae.co.uk
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18:00
19:00宿の一階で食事を取る。カルボナーラパスタとサラダ、白ワインで13.25だ。サラダは中華風にピリッと胡椒の効いたドレッシングで美味しい。カルボナーラもベーコンが入ってまずまずだったが、下の方に少しゆで加減の足りないパスタが残っていたのと、平べったいパスタが繊細なのが好きな私には合わない。食堂はジャズが軽く流れていてとても感じが良い。左右の壁の絵は赤いポピーの水彩画で、よく見ると壁の造花も同じ赤のポピーだ。聞くと、女主人の好きな花だそうだ。そしてジャズはお父さんの趣味らしい。感じがいいと褒めたら喜んでいた。でも左腕が相変わらず痛くてたまらない。部屋に戻って荷物を片づけ、重かったミネラルウォーター2Lや、捨てるものは一気に捨ててしまう。ガイドブックも必要なところ以外は捨てた。整理を終わって21時頃には就寝する。外は相変わらず20時くらいにならないと暗くならない。
48日(火)
 4:00一度起きてビールを1本飲むが、寒い。しかしよく小便が出るので消化は良くなっているみたいだ。やっぱり一日中部屋に閉じこもって体を動かしていなかったのが不調の原因だろう。
 7:00ラジオ兼目覚ましが心地のいいFM放送を流し始めてびっくりした。一応消して8時までさらに寝るが、起きることにした。荷物は昨日のうちに整理しているので、コンタクトレンズを入れて歯を磨くだけだ。
 8:158:40階下に降りていくと、他の二組はまだ起きておらず、私一人で食事を始める。朝聞いたラジオが軽く流れている。ここの人のセンスはとてもいい。水彩のように邪魔にならないような絵もたくさん掛けられていて、さりげなく、出来る限りのおしゃれをしているのが感じられる。
9:20宿を出発する。
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9:40グレンフィディックまで歩いていくが、ショップは10時半にならないと開かないというので断念し、もう一度ダフタウンに戻ってバスに乗る。
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イメージ 2110:08ダフタウン発 2.20イメージ 20
10:35沿道で降ろしてもらう。
11:0012:40マッカランディステラリー
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 親切に1時間くらい説明してくれたが、例えばポットスチルが15基あってコンピュータ制御しているなど、ストラスアイラに比べるとその大規模さと従業員が全部で60人などのオートマチック化に驚く。それだけ売れているんだ。ただ1982年の20年物(105£)は味わい深い上にまろやかで、一口目はほんとうに旨かった。10年物は25£、12年物は30£、18年物は50£で、オリジナルストレートグラスを5で購入する。
13:10 Craigellodhi Hotel
13:42めっちゃ遅れて発車する。1.40
13:50 Rohtes
14:00 Gren Grant
グランツはここではなく、グレンフィディックの方だった。バスの時間がないので、慌てて10年物とバーボン風味の二つを試飲させてもらい、ミニストレートグラスと2枚組のコースターを6.70で購入して、急いで走ってバス停に戻る。
Grant1020£、The GrenRid1221£、
Aberlour1528£、ストラスアイラ1223
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14:39 Rothes バス2.60
15:00 Elgin Bus Station
 歩4分ほどのインフォメーションで、これから向かうFort WilliamB&B18£+予約料3£で予約してもらう。合計で21£と安い。それと、ウィスキー持ち歩き用ミニチュアボトルのキーホルダーを2.99で買った。
15:56 Elgin10分遅れで発車する。7.00
17:05 Inverness
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17:30  発 7.80
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19:20 Fort William
着 駅のすぐ横がバスステーションだった。駅前スーパーで買い物 9.52 小さな町で予約したB&Bも駅の掲示板ですぐに所在の通りが分かり、あてずっぽうに歩いても駅に近いので一発で場所が分かった。
20:00Craig Newis Guest House 01397-702023
Belford Road,Fort Williame,Inverness-shire宿泊21
 宿に到着してすぐに、明朝7時半の電車に乗りたいと言ったら、やはり朝食は無理だと言われる。小さな女の子が宿泊する2階の部屋に案内してくれる。先に支払いを済ませると、朝食の代わりにオートミールを持って行くかと聞かれるが、皿もミルクもないので辞退する。風呂に入って、部屋に戻ってゆっくり荷物を片づけた。
21:0023:00荷物を片付けながら、だらだらとイラク情勢のニュースを見る。バクダッド市内中心まで進攻したらしい。
49日(水)
 5:00起床、BBCイラク関連のニュースを見ながら、もう荷づくりをゆっくり始める。紅茶を沸かして飲みながらニュースを聞いているが、リズムには多少慣れても断片的な単語しかわからない。これを3ヶ月続ければ劇的にわかるようになるのだろうか。
 7:10宿を出発する。旧市街まで少し足を伸ばしてみるが、本当にちっぽけな町だ。でも、こんな早朝でもキャッシュディスペンサーは稼働していて、JCBカードで100£出金19,616@191.64(残209.74£)できた。
 7:35 FortWilliam発、ベンネヴィスは雲に隠れて見えない。スコットランドを旅して思うのは、とにかく人が少ないことだ。Fort Williamにしてもちっぽけな町で、あれほど有名なネス湖畔もあっけないコテージ群しかなかった。だから自然が保たれて美しいのかもしれない。また山の様子が荒々しく麓にしか気が植えていない。基本的には列車に乗っていると車窓から家が見えないのは北海道と似ているが、大雪山の旭岳ロープウェイの頂上駅から上のように広々と見晴らしの良いところが多い。昔から薪のために気を伐り尽くして、牧草地のような所が多いのかもしれない。ただ、このように北海道のような景観はやはり好きだ。それから、スコットランドには英語よりもドイツ語に似た地名が多い。モルトウィスキーの名前の発音そのものもそうだ。ここは元々勤勉なドイツ系民族の血を引いているのだろうか。だからアダムスミスや蒸気機関を発明したスチーブンソンなどを輩出したのかもしれない。またいずれ勉強して調べてみよう。
 8:03 Tulloch
駅、本当に誰も乗車してこない。ほとんどの乗客がザックをかついでいるので、観光客だろう。よくこれで採算が合うなあ。まあだから本数が少ないのかもしれない。さて、ドイツ気質の勤勉さ、器用さがアングロサクソンのシステムとマッチして大英帝国が繁栄したのだろうか。ということであれば、日本も元々あった勤勉さと英国や米国文化を取り入れたことが幸運だったのかもしれない。イングランドスコットランドを事実上征服したためにグレンコーなどの多くの悲劇も生まれたが、文化がうまく融合して繁栄できたのかもしれない。ということは、アメリカ帝国主義ともいうけれども、力で勢力範囲を広げて、その結果、いろんな文化が取り込まれて文明が栄えるのかもしれぬ。単一の枠の中に閉じこもる文化では、一見独立を保って格好がいいように思えても、実は他の文化を入れたくない、自分の既得権を侵されたくない狭い了見でしかないかもしれない。どれだけ多くの違った意見を取り入れ、それを争いにならないように、明確なルールの下でやれる文明の方が発展するに決まっているのだ。それを今強く感じた。
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8:20 Corrour着。この辺りは写真に収めたが、広大な原野の中を列車のみが走る。まるで、公園の中をわざと列車を走らせているような感じだ。いわゆる広い広い大雪山のお鉢平の中を列車が走っているような風景だ。ちょっと非日常的で、これは素晴らしい。駅は一軒家で、ここで降りる人はここに滞在して、何もないこの大平原をトレッキングするのだろう。
8:36 Rennoch、ロンドンから来たFort William行きの23両編成の夜行とすれ違う。