2004年7月21日~24日「裏銀座・高天原・湯俣温泉」①

2004721日~24日「裏銀座高天原・湯俣温泉」 (計40,048円)
721日(水)
16:3520:00戸吹ゆったり館
 いつものもちもちした麺と濃いだしのきつねそばを食べ、サウナに入り、大広間に戻って6時のニュースを見ながら少し寝る。左腕がクーラーに当って痛い。昨年の帯状疱疹後遺症だ。
20:10バイクで出発
五日市から檜原村、上野原、甲州街道経由
722日(木)
 2:005:00松本のサウナ 2,600
 周りのうるさいイビキにも負けずにソファーで休むが、熟睡できない。客は少なくガラガラだったが、朝5時にサウナに一度入って体を洗い、出発する。
 6:00松本発 食料等1,900
 7:00七倉着、バイクを駐車して登山靴はいて出発する。
 7:30タクシーに乗車 タクシー1,990
 ぱらぱらと小雨も降るが、全体的には大丈夫で、靴もズボンも濡れずに登れた。考えようによってはいいコンディションだった。標高23002500mではさすがに雨が少しパラつくが、たいしたことはなかった。ただ、大汗かいてポロシャツも着替えたが、アンダーシャツもずぶ濡れになった。今日は水分を700mlくらいしか摂っていないので上出来だ。
13:10烏帽子小屋 素泊り5,500円、ビール550
 小屋に着いたら素泊りで申し込んだ。すごく食べ過ぎているし、とにかく眠たくて食欲がわかないからだ。とりあえずゆっくり休むことにした。そうすると隣に一人入ってきてイビキが時折聞こえるようになる。
16:3017:00夕食
 梅こぶ茶を濃く作って食べるが、めちゃめちゃ旨い。また、サッポロ一番みそラーメンも食べるが、あったまる上に、スープも旨いし大満足だ。素泊りにすると3000円安いのでとても得をした気分になる。山旅中の昼はビスケット、夜はラーメンでしばらく頑張ろう。外は風も雨もかなり強くなっているように聞こえる。確か15時くらいから音が大きくなっている。今日は余裕の時間行程だが、あと1時間遅れていたら雨に打たれてビチョビチョだったかもしれない。すごく幸運だった。朝もうまい具合にサウナに入れて少し仮眠できたし、特に八王子からバイクで来たので交通費も安く済んだ。(260km×10Lだから1,100円くらい)久しぶりの登山で体力も弱ってきているので、ハードなところや、少しでも状況が悪ければすぐに諦めてしまいそうだ。今日も上空にかかっている雲を見て少し尻込みしそうだったが、登山経験豊富なタクシーの運転手さんが、烏帽子に登った方がいいと誠実に教えてくれたので登ることができた。良かった。
19:00就寝
722日(木)水200/1L
 4:30起床、大快晴で良かった。朝ご飯はおにぎりと梅こぶ茶
5:14出発
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 5:45
烏帽子山頂(2628m
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 6:25
烏帽子小屋に戻る
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7:50
三ッ岳の辺り、水を飲んでオールレーズンを少し食べる。快晴で、正面に槍ヶ岳野口五郎岳が見えている。素晴らしい天気と眺望だ。そしていい稜線だ。
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 9:30
9:50野口五郎岳2924m
 立山から白馬、そして反対の槍穂高連邦、そして印象的なのは笠ヶ岳がちょこんとおちょこを引っくり返したような形をしていて印象的だ。昨日に小屋で一緒になったおっちゃんに追いついた。おっちゃんに梅干1個もらっていろいろと話をして出発する。けっこう荒い稜線だ。
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11:2011:40東沢乗越 
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12:20
12:30水晶小屋   水400ml・サイダー他1,200
 高天原への直下ルートは800mくらい下るので険しいが、きちんとマークも付いていて大丈夫だと、水晶小屋の若い姉ちゃんに教えてもらう。
13:10岩苔乗越
 樹林帯が長くてしんどいし、ぬかるみも多くて嫌になる。
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15:10
高天原温泉小屋   素泊り6,000円、ビール500
 日光から来た夫婦と親しく話す。折立から入って太郎平、雲の平、高天原、水晶、黒部五郎、折立と、ぐるっと一周するそうだ。私が先日、日光白根を登り直したと言うと笑っていた。少し離れた温泉風呂にも一緒に行く。
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15:30
小屋発
16:0016:50高天原温泉、乳白色の硫黄泉で、鉄分やカルシウムの臭いもする、とてもいい温泉だ。入浴剤を入れて問題になったどこかの温泉と違い、ここは熱過ぎるので半分水で薄めていて、それでこの濃さの乳白色だ。秘湯中の秘湯で、登山の素人はここまで来れない。とてもいい温泉だ。
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17:10小屋に戻る  ビール500
 ラーメンと梅こぶ茶3杯食べる。蚊が多くて困る。粗末な造りの小屋だが、水が豊富なのがいい。また、高天原温泉の泉質が良いので文句のつけようがない。ただ、温泉まで30分も歩かないといけないことだけネックなので、できれば温泉のすぐ隣に宿があればいいのだけれども。
18:00食事を終えて布団に転がる。やることもないので目を閉じる。一日の疲れがどっと出るが、団体客がミーティングと称して明日の予定を話し始めた。それはいいのだが、明日の昼食のメニューを一人ずつ聞き始めて(カレー800円、ラーメン600円、ソーメン500円)、おっさん、おばさんが冗談で答えて自ら大爆笑し、先に進まない。例えば、おっさんがカレーラーメンはないのかと言うと、うるさ型のおばさんが建物が揺れるくらいの大きな声で「アハハハハ!」と笑うのだ。その繰り返しで煩い、煩い。そうこうして7時過ぎまで煩い。ミーティングは食事の時にして、みんなが寝ている場所では声を出さないようにしてほしいものだ。マナーの悪い素人団体客が多くて困る。ただ、7時半には静かになった。そんな早い時間のことをこのように言う私もどうかしているかもしれない。私もウトウトしたようだ。そして、その頃から眠るが、1時間毎に目が覚める。疲れているのでそのまま寝ている。4時になると、読売新道に行って、できたら今日中に下まで降りてしまおうというおっちゃんがゴソゴソ起き出したので、私も起きることにした。