1996年8月10日~11日「御岳・焼岳・乗鞍岳」

1996810日~11日「御岳・焼岳・乗鞍岳」(計34,750円)
810日(土)
 朝まで寝てしまったが、起きて出発できてよかった。御岳山や、明日も無理しなくても乗鞍までは登れるだろう。栃尾の共同露天風呂に行って体を洗い、今晩は車の中でゆっくり休み、明朝の御来光に間に合うように焼岳に登ろう。乗鞍を12時に出ると岡山には21時くらいの帰着になるかもしれないので、慌てずゆっくり行くことにしよう。今晩はゆっくり中ノ湯目指して行き、深夜1時には登り始めて、4時半ぐらいには山頂に着くようにしよう。
 6:11岡山発
 7:28姫路東 高速代1,400
 8:18吹田(178km)
 9:53草津PA(227km)そば570
11:10名古屋中央道分岐
12:10中津川(408km)高速代6,800
13:12上松 ガソリン4,400
14:1614:25田の原(標高2090m)有料道600
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15:00七合目?(2400m付近)
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16:00御岳頂上神社
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16:22御岳頂上(3067m
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イメージ 2217:55田の原
イメージ 619:04コンビニ(19号線沿い)食料1,470
19:5020:13藪原(上高地分岐)食事1,300
20:5021:26満天の星の下で休憩
21:40沢渡(600km
21:50中ノ湯(608km
22:3023:27栃尾温泉露天風呂(633km
 栃尾の露天風呂は無料だし、道路端の便利な場所にあり、とてもきれいいでいい。そこから新穂高温泉の宿にはどこも露天風呂があるし、風情があってとても良さそうだ。
23:37中尾温泉(標高1200m位)
中尾温泉の上にあるロッジもとても素敵に見える。ここへ彼女を連れてきて泊まれるようにいつかなりたい。焼岳への林道終点には他に車が2台しか停まっていない。真夜中の登山でまたたいへんだが、1時間くらい休んでから出発しよう。できたら頂上で御来光を拝みたい。ゆっくりゆっくり登ることにしよう。しかし、こんな山の中でもラジオが入る。不思議だ。

811日(日)
 1:45中尾温泉登山口発
 真夜中で不安になりながらも一気に登る。1時間くらいしか横になって寝ていなく、しかもうたた寝なので体にはけっこう応えている。カシオペアやオリオン座などの満天の星の下、そして地平線近くに三日月が見える中、何とか登り切った。尾根の分岐からは結構きつかったが、焼岳小屋からの人の明かりや、空がけっこう白んできて明かりもいらなくなってきて、勇気づけられてくる。
 4:45焼岳(2455m)
イメージ 7 またヘロヘロになる。今、ラーメンとコーヒー飲むために湯を沸かしている。深夜の強行登山だったが頑張ってよかった。麓の蒸気は日の出とともに湧き上がり始めているが、ここは今は完璧に晴れている。ここから見る穂高や槍、笠ヶ岳には圧倒される迫力がある。そしてそのアルプスの尾根はひときわ高く輝いて威厳がある。あの遥かかなたの尾根を歩いてみたい気持ちになる。しかし、地図で見るのとは違ってどの山も標高が高くて尖がって大変そうだ。なだらかな尾根歩きという甘いものでもなさそうだ。
5:10御来光
イメージ 8     御来光を頂上で迎えられてほんとうに良かった。家族の幸せと自分がもっとまともな人生を送れるよう導いて頂くためにお祈りする。穂高の右辺りから太陽は出ようとしている。焼岳頂上近辺ではあちらこちらから火山の蒸気が噴き出していて、活火山の面目を保っている。麓の豊富な温泉はこの山が大元なのだ。左には笠ヶ岳、正面左奥に槍ヶ岳、正面に穂高岳が見える絶景だ。
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5:25焼岳頂上発
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イメージ 167:10中尾温泉
イメージ 177:408:00栃尾温泉無料露天風呂  使用料寄付200
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9:50畳平 685km)スカイライン1,540円、駐車料200
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イメージ 2610:55乗鞍岳3026m)
イメージ 19  バテバテで疲れた。乗鞍は複数の火口から成り立っていて、カルデラ湖もいくつかある。駐車場の周りのところが頂上火口かと思っていたが違い、その奥に頂上のでかい火口とカルデラ湖が隠れていた。快晴でとても見晴らしがいいが、急登でとても疲れた。あとはゆっくり帰ろう。でも、ここまで良く頑張って今回も三つの百名山に登れた。よくやった。
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11:5012:01畳平 アイス他970
イメージ 2516:00中津川IC スーパー林道850円、ガソリン4,240
19:30吹田(1050km
20:30福崎(1130km)高速代9,060
22:00岡山市青江着(1237km)食事1,150

 体中がけっこう痛くて、筋肉痛で張っている。昨晩はほとんど寝ていない上に無理な運動をして、さらに1000km以上に及ぶ運転だ。体に応えても仕方がない。風呂に入って、大河ドラマ竹中直人の「秀吉」を観て、早く休もう。今回は初めて晴天の下の北アルプスに取り付いた。朝焼けの槍や穂高笠ヶ岳などの上高地の周りの山はひときわ聳え立っており、恐いくらい存在感がある。さらにどの山も急過ぎて結構辛く、体に応える。とにかく北アルプスは険しい。一つ一つがたいへんだ。とても軽く縦走するなんてできないかもしれない。どれも歯ごたえのある山ばかりが残っているので、一つ一つ行くしかない。